治療科目

一般歯科

一般歯科

一般歯科とは、小児歯科・矯正歯科・口腔外科といった特殊な歯の治療以外のむし歯治療や歯周病の治療、義歯の作成など、通常患者さんが歯科医院に通院した際に受ける治療のことをいいます。
その治療の多くが、保険の範囲内で行われる治療が多いことから、保険診療=一般歯科という方もいます。
ただし、保険制度の制約がありますので、同じ治療法でも、治療に使用する材料等の違いによって、保険診療ではなくなるケースもあります。


歯周病治療(日本歯周病学会歯周病専門医)

小児歯科

日本における歯周病患者は5人に4人というデータもあり、歯周病は私たち日本人にとって、もっとも身近な感染症と言えます。
これほどまでに歯周病が蔓延する要因はどこにあるのでしょうか?
歯周病が蔓延する要因の一つとして挙げられるのが、私たち日本人の”予防”意識の低さだと言えます。
日本人には「予防歯科」という考え方が根付いていないため、痛みなどの症状が出ないと歯科医院に行かない人がほとんどです。
歯周病は初期の自覚症状に乏しいうえ、予防のために歯科医院に通う人も少ないため、「歯周病にかかっているけど気付いていない人」は非常に多くいるのです。
もし歯周病にかかっていたとしても、定期的に歯科医院に通っていれば早期発見できますし、早期治療によってスムーズな完治が期待できます。

 


歯周内科治療(国際歯周内科学研究会認定医)

歯周内科治療はまず一人一人の患者様からプラーク(歯垢)を採取し遺伝子検査を行います。
口腔内の菌種を特定して、その患者様にあった抗真菌剤、抗生剤の投与を行います。
患者様は、「薬を飲むだけで歯周病がなおる!」と考えられるようですが、歯周病菌はそんなに甘くないです。
たしかに歯周内科治療で改善はしますが、基本は歯磨き&歯間ブラシです。
・歯周病は治したいけど歯磨きがうまくできない
・歯石とりが怖い・痛い
方は、相談してください。

※タバコを吸う方は効果があまりありません。


インプラント治療(日本口腔インプラント学会インプラント専門医)

インプラント

失ってしまった自分の歯のかわりに、人工の歯根を顎の骨に植立して、人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。
最大の利点は、隣の歯を削らずに治療できるという点です。
また、固定性であるため義歯みたいにガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。

ストローマン インプラント 私が20年以上使用しているインプラントです。
骨が十分にある奥歯にインプラントする場合はこれがベスト!
スプライン インプラント 10年以上愛用しています。
植立部位の骨が薄い・柔らかい場合、抜歯したその日にインプラントを植立する場合に選択しています。
これまた、いいインプラント!
LODI インプラント 下顎総義歯用のインプラントです。
下顎の総義歯になれた患者様で、入れ歯が浮き上がったり、食べ物が間に挟まって困っているケースに最適です。

 


口腔外科

口腔外科の診療範囲は抜歯から口の中の腫れ、痛み、ただれ、できもの、うけ口などのかみ合わせ不良、インプラント(歯の根にかわる人工の歯根)の植立、あご・歯槽骨(歯の周りの骨)の骨折、あごの関節の痛みなどを扱っています。
処置も生活習慣の指導に終始する場合から、全身麻酔を使用して手術を行う場合まで様々です。
口の中のトラブルは歯に起因していることも多く、このようなトラブルの診断は歯科口腔外科の得意とするところです。
中等度までの難症例は当院でおこないますが、全身管理が必要な人患者様や全身麻酔が必要な患者様の場合は、関連歯科病院を紹介しています。

【当院で行う口腔外科処置】
・抜歯(単純抜歯から埋伏歯抜歯)
・親知らずの抜歯
・矯正治療のための開窓術・抜歯
・歯根端切除術
・歯牙移植術
・歯牙再植術
・外傷の処置 (歯の脱臼、歯根破折、歯槽突起骨折など)
・炎症
・嚢胞性疾患
・顎関節症
・補綴のための外科処置(骨移植術、インプラント植立術)

 

 


床矯正

矯正歯科

歯科医師は口腔外科・補綴科・保存科・矯正科 それぞれの立場で治療しています。そのためいろいろな考え方・治療法があります。 
患者様は、そのいろいろな考え方かたの中から、御自身の望む治療方法を選択するべきです。
従来の歯科矯正の治療を否定もしていません。
以前勤めた歯科医院で矯正・外科矯正を勉強させていただいたので、それぞれの利点・欠点は理解しているつもりです。(その患者様に必要と考えるなら、当院ではとっても上手な矯正専門医を紹介しています。)
ちなみに、床矯正は開業してから始めたのですが(第一症例は娘)、自分の子どもの場合は歯科医師として診断すると、将来矯正するなら抜歯~矯正になるケース。しかし小学校低学年より床矯正治療をおこなったことで抜歯せずにすみました。
本人とご家族の協力が得られれば、いい治療法だと思います。

 

 


審美歯科

審美歯科

歯科治療の中でも特に見た目を重視した治療のことです。
様々な歯科技術を用いて、見た目の美しさのみならず、噛み合わせも改善することによって、患者さまの望む口元に変えていこうとする分野で、科学的な根拠に基づいきながら、生理的、外見的、美容的な面も含んだ総合的歯科治療法です。

 


予防歯科

 

予防歯科とは、むし歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防を大切にすることです。
歯とお口の健康を積極的に守るため、歯科医院などでの「プロケア(プロフェッショナルケア)」と、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の「セルフケア」の両方で、「予防歯科」を実践しましょう。そのためにも、歯科医院での定期的な健診が大切です。

 


精神鎮静法(日本歯科麻酔学会認定医)

インプラント治療を受けたい。でも、手術、麻酔・・・・と聞くだけで足が遠のいてしまう方。
・痛み、治療中の音、治療時間が気になってしまう方。
・高血圧症や狭心症などの全身状態が気がかりな方。
・お口の中を触られると吐き気がしてしまう方。
当院では、笑気ガス・抗不安薬などを用いた鎮静法下での治療を実施しております。