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アットホーム&ハイクオリティな歯科医院を目指す熊本市で開業している歯科医師です。
お口の健康はとっても大切!
みなさまが少しでもお口の健康に興味がでるように歯科のトピックを書いていきます。

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しっかり噛むことの効果

噛むことは、だ液分泌を促進し消化を促し、また顎の骨や筋肉が動くことで、血液の循環がよくなり、脳細胞の働きが活性化して運動機能が向上し、結果として認知症やうつ予防につながります。

また、奥歯でしっかり噛みしめることは転倒予防にもつながります。

しっかり噛むためには、歯を抜けたままにしないこと、しっかり噛めるインプラント治療(基本的に、入れ歯は歯がなくなればなくなるほど噛めなくなります)をすることが重要です。

噛めないからと、丸呑みしたり、糖質や脂質でカロリー摂取しているとサルコペニアのリスクがでてきます。

たんぱく質を摂取できるように歯科治療&メインテナンス頑張りましょう。

2024年06月28日

国はあなたの健康を考えていません

保険治療では治療費の3割だけですみ、安い費用で治療を受けることができます。

また、治療費は全国一律なので、どこの歯科医院でも同じ費用で治療が受けられるのです。

しかしながら、保険治療は治療方法や手順・治療に使う材料に細かいルールや予算の制約があるため、それ以上の治療が行えないというデメリットがあります。

外科治療などは私の技術次第なので保険治療でも大丈夫なのですが…

補綴治療(いわゆる差し歯・銀歯・ブリッジ・入れ歯など)は、

私の技術+歯科衛生士さんの技術+患者様の努力+受付スタッフの笑顔+歯科技工士さんの技術+材質で決まります。

当院はすべての人財に恵まれていますので、保険治療でもまあ納得のいく治療をしています。

まあ自費治療ならもっと気持ちよく治療ができるのですが…

でも最近は…金属や歯科材料の高騰+政府の財政難+大企業のロビー活動のためなのか、歯科器材関連企業と一部の大きな技工所が儲かる保険治療が認可されています。
 

チタン冠は金属アレルギーが少ないので歯科技工士の腕がよければOKなのですが…

ハイブリッド素材のCAD/CAM冠とCAD/CAMインレーは…やめたほうがいいです。

壊れるし外れるし、さらに歯を削る量は多い‼

歯科医院としては冠で2年間、インレーは半年も経てばまた保険請求できるので、下の写真のようにHPなどで宣伝している、目先の利益しか考えず患者さんの将来を考えない○○な先生も多数いらっしゃいます。

しかし実際は、当院で「自費で治療したほうがいい」と提案した患者様→他院で保険治療→脱離や破折で当院受診→銀歯にやり直し…

酷いケースになると、症状のない銀歯を歯科医師のほうから積極的に保険のCAD/CAM冠→脱離や破折…

一生自分の歯で食べられるように、治療法の利点欠点よく聞いてくださいね。

2024年05月31日

歯周病は全身の健康に影響します

歯科医師歴28年目、「やっぱり、歯は大切‼」。

いりさ歯科医院の医療理念は

「お口の健口と感動」をともに創る

です。

人生100年時代、お子ちゃまたちは健康に生きていくために、

大人は健康&健口でいつまでも子供&お孫さんたちと同じ食事が食べれるようにしましょう‼

当院スタッフがサポートしていきます。

2024年04月30日

むし歯の進行と治療法

【むし歯の原因と進行】

むし歯の原因は細菌であり、プラーク(歯垢)に含まれるミュータンス菌などが主な要因です。

細菌が糖を取り込み、酸を作り出し、歯の成分を溶かします(脱灰)。

唾液は酸を中和し、再石灰化を促します。

【むし歯の進行段階と治療法】

むし歯の進行度はC0からC4までの段階で表されます。

以下にそれぞれの段階と治療法を示します。

C0(むし歯の前兆):
歯の表面からカルシウムが少し溶け始めた状態。

痛みはなく、フッ素塗布やセルフケアが適切です。

C1(初期のむし歯):

細菌によりエナメル質が溶け始めた状態。

痛みはなく、詰め物(コンポジットレジン修復)が選択されます。

C2(本格的に進行し始めたむし歯):

エナメル質より内側の象牙質に虫歯が進行。

痛みを感じ、詰め物や被せ物(メタルインレー・メタルクラウン)が必要です。

C3・C4になると治療期間と費用が高額になります‼

むし歯の進行度に応じて、適切な治療を受けることが大切です。

定期的な歯科検診で早期発見し、適切なケアを行いましょう。

2024年03月30日

むし歯

私たちのお口の中には、むし歯菌や歯周病菌などをはじめとする多くの菌が住んでいます。

お口の中のむし歯菌が、私たちが食べる食物の中の糖を摂取して、酸を出します。

この酸が歯を溶かします。これがむし歯です。

むし歯は「歯の質」「細菌」「食習慣」「時間」の4つの要素が重なり合って初めて発生します。

4つの要素が揃わなければ、むし歯は発生しません。

しかし、それはとても難しいので、一つ一つの条件(リスク要因)を小さくしていくことが予防の近道となります。

2024年02月29日
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