歯を失わないための根面むし歯予防

歯根むし歯(根面う蝕)は、歯の根元にできるむし歯のことです。

これは特に歯茎が下がって歯の根が露出することで発生しやすくなります。

以下のポイントが重要です:

【原因】

歯の根元はエナメル質ではなく、象牙質で覆われているため、酸に対して非常に弱いです(リスク3倍‼)。

プラークが溜まりやすく、むし歯菌が酸を作り出すことで象牙質が溶けてしまいます。

【進行】

初期段階では痛みが少なく、気づきにくいことが多いです。

進行すると、歯の根元が柔らかくなり、最悪の場合、歯が折れてしまうこともあります。

【治療】

進行した部分を削り、詰め物をする治療が一般的です。

早期発見が重要で、定期的な歯科検診が推奨されます。

【予防】

プラークコントロールが鍵です。

歯茎の際までしっかりとブラッシングし、デンタルフロスや歯間ブラシを使用することが効果的です。

2024年08月31日