マスクをしていると口臭が… 


現在のところ、免疫学の第一人者の話ではマスクをはめなくていい生活に戻れるのは、「うまくいけば2、3年後」らしい…長いですね~

マスク生活で最近話題になっているのが「口臭」その原因は?

原因①:雑菌の繁殖-本来、唾液自体はさらさらとして臭いものではありません。

しかし、唾液は乾くと臭いの原因に! マスクをしているとどうしても呼気、吐息がマスクにつきます。

その唾液が乾くと菌が繁殖し、臭いの元となります。

原因②:自身の口臭-自分の口臭が原因というパターンも!

むし歯や歯周炎、歯周病などの原因も考えられますが、睡眠不足や不規則な生活、免疫力の低下や体調不良などでも口臭は起こります。

特に女性は、女性ホルモンの変化が口臭の原因になることも。

過度なダイエットも、糖が不足することでフルーツが腐ったような臭いの“ケトン臭”を放ち、口臭の原因となるので注意してください。

原因③:ストレスや口もとの運動量減少による口内の乾燥-マスクをしている状況は、少なからずストレスがかかっています。

マスクをしていると前頭筋に力が入り、まばたきが減るなどの顔全体の運動量が減ってきます。

運動量が減ると自然と唾液の分泌が減ります。

『対策法』

対策①:マスクを付ける前に口のなかの雑菌を減らす―歯磨きをして、口のなかの雑菌をできるだけ減らしてからマスクをつける。

対策②:半年に1度は歯医者さんへ―美容室やネイルサロンにはこまめに訪れるのに、むし歯があっても放っておいたり、恐くて歯医者さんに行かなかったりする人が多いです。

しかし、モデルさんや女優さんなど美意識の高い人こそ、歯のケアを優先しています。

むし歯の早期治療はもちろん、プロにクリーニングをしてもらうだけでも口臭予防になります。

対策③:水分補給はこまめにする―口のなかを乾燥させないことが重要なので、こまめに水分補給をするのは有効です。

対策④:食べ物をしっかり噛む―“噛む”という行為が唾液を作り出し、口臭予防につながります。

対策⑤:姿勢を正す―最近はスマホの長時間利用やPCの見過ぎで姿勢が悪くなり、口がポカーンと開いてしまっている人が増えています。

口が開いていたり口呼吸をしている人は、自ずと口のなかが乾燥します。

上あごに舌がしっかりとついた状態が舌の正しい位置です。

口を閉じ舌を正しい位置につけるだけで、唾液が分泌されるようになり、口臭予防につながります。

対策⑥:耳つぼマッサージ―耳の前部、少しくぼんでいるところ(写真赤マル箇所)を指でぐっと押してください。

すると口のなかにじわっと唾液が分泌されます。口の乾燥を感じたら、このツボ押しをしてみてください。


2021年02月26日