マズローの欲求段階説


4月になりましたね。新しい環境で期待と不安を胸に抱きながら一歩踏み出す人も多い季節ですね。

 私の好きな言葉は「至誠通天」、吉田松陰の言葉で「誠を貫けば、天にも通じる。一つ一つの課題に誠実に取り組み努力をすれば、必ず願いは叶う」という意味です。当院の法人名にも使わせていただいています。

 今月の独り言にも書いていますが、本当にスタッフに恵まれています。そのスタッフにいつも伝えているのが、「患者様の口の中を診て、その患者様の過去・現在・未来を想像しましょう。そしてどういう治療を望んでいるのか考えましょう。」ということ。登山に例えてみると私たちはガイドさん、あくまでも登るのは(日々の歯磨き、歯間ブラシ)患者様本人であり、目標に向かっていく人に寄り添い応援して(治療して)いくのが私たちの仕事。しかし山でも金峰山と富士山では準備するものが全然違います、そこで皆様にも考えてほしいのが目標設定(どういう口腔内になりたいのか?)下の図は「マズローの欲求段階説」を歯科で例えた図です。

 人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が満たされると、より高次の階層の欲求を欲するとされています。歯科治療をしていても、痛くて受診された患者様が見た目やインプラント治療の相談をされるようになります。

 皆様はどのようなお口で人生歩んでいきたいでしょうか?目標が決まりましたら一緒に目指して(治療して)いきましょう。至誠通天の心で治療させていただきます。

 

 

2019年03月28日