義歯専用インプラントで快適食生活を‼

上顎の入れ歯にくらべて、下顎の入れ歯は食事中に動きやすい(唇と舌に挟まれているうえに、下顎自体が上下左右に動いて咀嚼するため)、そのために患者様は下顎の義歯で悩むことが多いのです。
 それを画期的に改善するのがインプラントオーバーデンチャー。顎の骨に2~4本のインプラント(本数はお口の状態によって異なる)を埋め込み、取り外し式の総入れ歯をつけます。通常の総入れ歯であれば、粘膜(歯茎)だけで支えることになりますので、食事中にずれたり、食べ物が挟まったりして、痛みや食べづらさなどの問題が起こりやすくなりますが、インプラントを使ったオーバーデンチャーは、インプラントの上に、連結するためのパーツを接続し、それにピッタリと合う総入れ歯を装着させます。インプラントに総入れ歯がしっかりと固定されますので、通常の総入れ歯に起こりがちな問題が解消され、よく噛んで食べられるようになります。
 当院で使用しているインプラントは世界でも有名な会社(ストローマン:スイス、スプライン:アメリカ)(患者様の体に使用するのですから、高くてもいい品質のものを!という理由でこの2社を選んでいます)ですが、その関連会社から一昨年に義歯専用インプラントが発売されました。
 導入してみたところインプラント体の直径が細いので、顎の骨の細い患者様にも植立できて良いインプラントでした、患者様からもよくかめると好評です。
 入れ歯でお悩みの方は相談してくださいね!

 ※この義歯用インプラントは下顎総義歯専用です。そのほかのケースの場合、今まで通りストローマンかスプラインインプラントで治療します。

2018年07月01日