世界各国のお口の悩みトップは知覚過敏


世界各国のお口の悩みトップは知覚過敏。そして日本は3人に1人が口臭を気にしている結果に‼

歯科医師人生26年、この四半世紀で増えたと実感する病気が「くいしばり、TCH」。

パソコン作業やスマホ&ゲームのためにうつむいている時間が増えたこと、非寛容社会になってストレスがたまりやすくなったことが原因なのかもしれませんね。

そのために知覚過敏の患者様増えました。   

サンスタ—が、ヨーロッパ・アジア・南北アメリカ地域の15ケ国で、18歳から65歳までの男女15000人を対象に、世界最大規模となる歯科治療を含む口腔衛生に関する意識調査を実施。

その結果、口に関する悩みで最も多かったのは知覚過敏で、15ケ国平均で30%にのぼりました。

一方、日本は19%と各国で最も低い結果に。

また、アジアは他の地域よりも「口臭がある」と回答した人が多い傾向があり、日本は34%と最も高い結果となりました。

最も少ない8%のブラジルと比べると、4倍以上の差となりました。

日本に関しては、「歯ぐきの炎症•歯周病がある」と回答した人が29%で、口臭とともに15ケ国平均値より高い ことも判明しました。

さらに、「お口の健康、 息をリフレッシュするために実施しているオ—ラルケア」に関する問いでは、「1日2回歯をみがく」のみ15ケ国平均を上回ったものの、「舌をみがく」、「フロスを使用している」、「砂糖の入ったお菓子や飲み物を避ける」など、他のオ—ラルケアは軒並み15ケ国を下回りました。

特に、「帰宅後に洗口液を使用している」と回答した人は、平均20%に対し8% と、調査対象国で最も低い結果に。

世界各国の口腔衛生、習慣、 関心事が明らかとなりました。 


2022年02月28日